なっちん占いとは?

なっちん占いってなに?

なっちん占いは、その人の誕生日(生年月日)の「干支」から、生まれ持った運命とキャラクターを知るための占いです。
干支というとネズミ年やウシ年といった「十二支」を想像する人が多いと思いますが、その十二支に「十干」というものをかけ合わせた「六十干支」が、占いの世界では本当の干支なのです。そして干支は、生まれ年だけでなく誕生日にもあります。
なっちん占いではこの「六十干支」を「陰陽五行説」と「音韻理論」という古代中国のちょっと難しい思想によって30種類のキャラクターに分類しています。音韻、つまり“音の響き”によって分けているので「納音(なっちん)」と呼ばれます。

なっちん占いってなに?

なっちん占いの歴史

なっちん占いがいつごろ生まれたのかについての定説はありませんが、ベースになっている「陰陽五行説」が中国の戦国時代(紀元前403年〜221年)に発生したとされていることから、そのルーツは、少なくとも2千年以上前までさかのぼります。
10世紀になると、有名な安倍晴明を始めとする「陰陽師」がなっちんを占術のひとつとして使い、それを時の権力者たちが、政治や政策、人事などの吉凶を判断するのに利用しました。
そして江戸時代になると、それまで陰陽師たちの“秘術”とされていたなっちん占いが少しずつ民間に広がり、江戸末期には市民の間で一気にブレイクします。実は100年くらい前まで、なっちん占いは非常にメジャーな存在だったのです。

なっちん占いの歴史

なっちん占いのココがすごい!

なっちん占いの一番すごいところは、その人の性格や好きなもの、行動パターンや恋愛の傾向までが、まるわかりになってしまうことです。
そもそも「なっちん(納音)」という言葉には「隠されている本性」という意味があるとされています。つまり、なっちん占いは、権力者たちが家臣の本性を見抜くために使ってきた占いなのです。
だからこそ私は、なっちん占いを「人間関係の攻略ツール」として活用してほしいと考えています。恋愛でも仕事でも、最初に相手のキャラクターや好み、そして本性がわかっていれば、自信を持ってぶつかっていくことができます。
さあ、今すぐあなた、そして大好きな人のなっちんを調べてみましょう。その先にはきっと、素晴らしい未来が待っているはずです。

なっちん占いのココがすごい!

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